IoTはInternet of Thingsの略でモノのインターネットと訳されており、モノがインターネット経由で通信することを意味します。
IoTという言葉ができる以前のインターネットは、コンピュータ同士を接続するためのものでした。
このため、主としてパソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていました。
しかし、今日では、インターネットにつながっていなかったモノをつなぐIoTによって、新たにスマートフォン、タブレット端末、さらには、テレビ、デジタルカメラ、デジタルレコーダー、最近話題のスマートスピーカーなど、デジタル情報家電もインターネットに接続されるようになっております。
これによって、デジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報や様々なデーターがインターネットを介して伝達されることが可能となりました。
さらには、センサーと通信機能を持ったモノからの情報が、インターネットを介して離れた場所で聞くことができます。
ドアの開閉状態を知ることによって、見守りや介護に役立てたり、故障を未然に防いだり、不具合に敏速に対応したりすることができます。
このように、世界中に張り巡らされたインターネットは、あらゆるモノがコミュニケーションをするための情報伝送路になりつつあるのです。